どうも、ふぁずです。
今回は、約5ヶ月ぶりのインタビューです。
第18回目は、新潟のオルタナ、シューゲバンド「Nerdy Pixie」でベースを担当するサツキサツヲさんにインタビューしました。お楽しみください。
よろしくお願いします。
ーよろしくお願いします!
では、まず最初の質問なんですが、楽器を始めたきっかけを教えてください。
楽器を始めたきっかけといいますか、物心ついた時からパンクロックやロックンロールを聴いてて、かなり歳の離れた兄達が楽器をやってたので漠然と自分も楽器をやるもんなんだと育ってきましたね(笑)
それで小4か小5の時にギターを手に入れてちょこちょこと弾いてましたね。あとはピアノ弾きたいなと思い中学の時にキーボードを購入しました。今でも下手くそですが(笑)
ーでは、サツキさんの音楽のルーツはパンクやロックなんですね。
ベースを弾き始めたのはいつからなんですか?
そうですね!ベースは中学の終わり頃に購入して気分転換に弾くぐらいだったんですが、高校一年の時に学園祭で有志のバンドが演奏するってのがあったんですが、本番一ヶ月前に部活の先輩から「ベースの人が出れなくなったから代わりに出てくれ!ちなみにスラップの曲あるよ」と急遽本職じゃないベースで出ることになり、その時にバンドで合わした時に物凄くベースが楽しくて、それ以来本格的に弾くようになりました。ちなみにその時のバンドが今のNerdy Pixieの母体となってます。
ーなるほど。サツキさんはベーシストのイメージが強いだけに、この流れは意外ですね。
ちなみに以前同じくNerdy Pixieの灰野氏にインタビューさせて頂いた際、氏が前身バンドについて「いかにも学祭コミックバンド!といった感じのバンド名」と仰ってましたが、実際にバンド名含めたバンドの雰囲気って現在とは違うんですか?
前身バンドは元々立ち上げたボーカルがアニソンやボカロが好きで、それでアニソンとボカロのコピーバンドをたまにやってたんですがボーカルが脱退し、ちょうどオリジナル曲をやっていこうって流れだったので心機一転バンド名を変えてオリジナル曲のバンドとして再スタートしようってなったので全くやってることは違いますね。
ーNerdy Pixieは今年はまだライブなど出演していないそうですが、そういった出演の予定はありますか?
はい!詳しい日程などはまた後日発表できると思いますがとりあえず近いうちにライブすることは決まってますね。
ーおお!楽しみです。
昨年新しくボーカルのスズキマサオ氏が加入してからはまだライブをやっていないですよね。楽しみにしている方もたくさんいるのではないでしょうか。
僕らはすごく楽しみですが残念ながら僕らは新潟にほとんどリスナーがいないので現地では正直お客さんは少ないと思います(笑)
でもようやく新体制でライブが行えるのでとてもワクワクしてます。
ーなるほど。Nerdyのリスナーが多くいるエリアでの活動は考えてたりはしますか?
僕以外のメンバーが皆仕事の関係で中々気軽に遠征とかは難しいのでなんとも言えませんがいつかは関東とかでライブしたいと思ってますね。でもブッキングしてもらえたら頑張ってライブしにいこうと思うのでこれをみてる方は是非とも僕らをブッキングしてくださいっ!
ーアイデンティティーの中の人は関東在住なので、もしNerdyの関東でのライブが決まったらかなり嬉しいです。
話は変わりますが、サツキさんはNerdyメンバーにちょっと変わった年賀状を送ってましたよね。
ああいうのって中々思いつかないと思うんですが、どうやってアイデアが浮かんだんですか?結構味があると思うので、グッズとかしてみたら面白いのでは、と個人的に思いました。
ナーディは僕だけ東京在住なので東京でライブとなったら僕も大変嬉しいです(笑)
あんな下手くそな絵をそんな風に言っていただけてすごく嬉しいです!昔から絵が下手というだけで偉そうに批評してきた人たちへのアンチテーゼで書き続けているんですが、僕自身全く絵画とかは詳しくなくて、あの年賀状とかはある程度テーマを決めてそこからこれまで見てきたものや自分の中にある混沌とした情動、そして今まで聴いてきた音楽とかをイメージして、頭の中でごちゃ混ぜにして描いてくうち出来上がっていくって感じですね。
グッズですか…...自分の絵にそこまで価値があるとは思ってはいないんですが需要があるならやりたいですね!
ーミュージシャン、バンドマンが音楽以外の活動をする事の敷居って年々低くなってきてると感じますし、自分も不定期で書道の活動をしてますが、音楽以外の活動もやるのはおすすめです。
さて、ライブの予定については先程お聞きしましたが、サツキさんの今後の予定、決まってるものであればなんでも大丈夫です。教えてください。
まずはNerdy Pixieでライブ活動を行うのはもちろん現在アルバムリリースに向けてレコーディング中ですのでそっちも頑張っていきたいですね。あとは東京でいくつか組んでるバンドがあるんですがメンバーの事情やパートが欠員しているなどで動けていないのでそっちの方も動かしていきたいですね。あとは自分の音源とかも発表できるといいなぁと思っております!
ーアルバムリリース、非常に楽しみです!
それでは、そろそろこの辺でインタビューを〆させて頂きます。
ありがとうございました!
ありがとうございました!!とても楽しかったです!今後ともよろしくお願いします!
続いて、サツキサツヲさんの機材を見ていきましょう。
サツキサツヲ's Equipment
まずはベースから。
こちらはNash Guitar PB-63 OWH/EX-Heavy-Aged。
18歳の頃、新潟の楽器屋で見つけ奨学金で一括で購入したという一本。当サイトのレーベル部門「ND2 Records」のコンピ収録の「アメリカンブルーについて」のベースはこれで録音したそうだ。ヘヴィレリックなので激しいステージングをしても全く気にならない事、ギターロック系のサウンドとの相性がいい事がポイント。ピックガードが割れたためガムテープで補修してある。
続いてはZEUS Custom Guitars ZPB-TE -White Blond。
「音抜けが良く、輪郭がはっきりとしたクリアなサウンドにパワフルで太い低音が気に入ってます。どのサウンドにも合うオールラウンドなベースです。上のナッシュとは違い日本製なだけあって日本人のように緻密な感じがします。
オールラッカー塗装なのでライブの度に塗装が剥がれていくのでいつか木目だけになると思います。」
一度ジャックを陥没させており、特殊なピックガードなためZEUSにピックガードを格安な値段で作り直してもらっている。
3本目はRickenbacker 4003 Jet Glo。
先日購入したばかりだそうで、初公開とのこと。
「ゴリゴリとしたサウンドからマイルドな音まで出せ見た目もかっこよくて素晴らしいです。」
続いてギター。Rickenbacker 620 Jet glo。19歳の時にフリマアプリで購入したもの。
リッケン特有のカラッとしたサウンドがお気に入りだそうだ。
バインディングが割れている。
続いては、RKS Guitar The Wave。
なんとも不思議なデザインのこのギター、サウンドはギブソン・SGに似ているのだそうだ。
ストラップピン付近が陥没し修理済み。
こちらはメインで使用しているエフェクターボード。
DigiTechのワーミー(スイッチャーの横)の上にあるアグリーフェイスはかなり強烈なノイズが出るそうだ。
BOSSのBF-3とDigiTechのSynth Wahを組み合わせたサウンドがお気に入りとの事(Nerdy Pixieの「Stay Lost」でそのサウンドが聴ける)。
こちらはサブのボード。シンプルな構成のバンドやNerdy Pixieのスタジオでメインのボードを持っていくのが大変な時に使用している。
OwlMighty V2(右上)とSoul Power InstrumentsのOVERDRIVE ORIGINAL EFFECTOR Type-SG(赤いボディーに花柄のエフェクター)がお気に入りとの事。
こちらはギター用エフェクター。
人前で弾く機会があまりないのでこだわりは特にないそうだ。
こちらは宅録機材。
ソフトを含めた詳細は秘密との事。
その他に、RKSのギターをもう一本、Squierのストラトキャスターとジャグマスターなどなど、多数機材を所有してるようだ。
余談だが、筆者もZEUS Custom Guitarsのギターを所有しているが、本当におすすめなので、ぜひ一度楽器店で触れてみてほしい。
[サツキサツヲ]
ベーシスト。新潟出身のオルタナ、シューゲバンド「Nerdy Pixie」にてベースを担当している。
[音源]
Nerdy Pixie「Stay Lost」
Nerdy Pixie「Kuregata」
というわけで、今回は以上になります。
インタビューも機材紹介も読み応え、見応えありましたよね。
それでは、次回もお楽しみに。
文・編集:ふぁず
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