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[インタビュー]第17回:なまこむ(アプサラス,我楽多東京)

どうも、ふぁずです。またしても更新が停滞してしまいましたが、本記事より再始動し、そしてコンテンツの拡大をして行く予定ですのでよろしくお願いします。

さて、今回は東方アレンジ/オリジナルバンド「アプサラス」、東方アレンジサークル「我楽多東京」のメンバーであるなまこむさんにインタビューしました。では、お楽しみください。


よろしくお願いします!

 

ーよろしくお願いします。

では、最初の質問ですが、楽器を始めたきっかけ、そして影響を受けたアーティストを教えて下さい。

 

楽器を始めたきっかけは、小さい頃に親に連れられ通い始めた音楽教室です。初めはエレクトーンをやっていたのですが、専門コースを選択する際にピアノを選びました。

影響を受けたアーティストは沢山いらっしゃるのですが、はじめてバンドに触れたのは、世代という事もあるのですが、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ELLEGARDENでした。

そのあとにPeople In The Boxで変拍子にはまりました。今は同人音楽、ポップスやアイドルソング、クラシックや現代音楽までいろんなアーティストから刺激を受けています。

 

ーなるほど。最初からピアノだったわけではないんですね。そして、世代とはいえ聴くイメージがなかったのでバンプやアジカン、エルレは意外だと思いました。

楽器を始めたのは小さい頃という事ですが、バンド活動や創作活動を始めたのはいつ頃ですか?

 

バンド活動をはじめたのは中学高校の軽音楽部でした。その頃はアニメのけいおん!が流行っていて、それにかなり影響されてギターボーカルとかもやっていました(笑)

同人活動は周りがコピーバンドをやってる中で自分で曲を作りたいという気持ちが増してきて高校時代に友人と例大祭にサークル参加したのがきっかけです。 

本格的にバンド活動を始めたのは我楽多東京のYNYくんに誘ってもらってからなので2015年の終わり頃からだと思います。

 

ーギターボーカル!これまた意外です!(笑)

ちなみにその高校時代にご友人とやってたサークルは、どんな活動をするサークルだったんでしょうか?

 

小説を書く友人と漫画を描く友人がいて、二人とも東方が好きだったので「じゃあ三人でなんかしようよ!」って感じでメディアミックスな創作活動をやってました。 

後は同人音楽をされてる先輩方と一緒に合同CDの企画をやらせてもらったりして、そういった経験は今でも力になってます。

 

ーなるほど。色々な活動をされてたんですね。

さて、話は変わりますがなまこむさんと言えば、喫茶店や街歩き、カメラなどなど…...様々な文化、分野に対する造詣が深いですよね。これが上手い表現かは分かりませんが、所謂サブカルチャー的な部分について抜かりがないというか。そういった文化、分野にどっぷり浸かるきっかけって何だったんですか?

 

自分でもはっきりとは分からないんですけど、高校の頃そういった多趣味な友人がいて、その人に影響を受けたのかなって感じがします。 

高校の帰りにその友人と制服のまんまジャズ喫茶に行ったり、今思えば本当にいきってるな~って思うんですが、振り返るとそのころから自分の感情が揺さぶられる、所謂エモい場所や体験が好きだったなって思います。

 

ー高校生でジャズ喫茶に行くって中々オシャレですね!

ちなみに、そういった趣味の時間の中で、メロディやアイデアが浮かんだりする事ってあるんですか?例えば街歩きをしてる途中とか、写真を撮ってる時とか。

 

アイデアは歩いてる時に浮かぶことが多いです!これやってみたら面白そうだなとか思いついたら立ち止まってスマートフォンでメモしたり……。 

メロディに関しては音楽を意識しないと浮かばないので、実際にピアノに向かって手を動かしていい感じのメロディを探す感じです。

 

ーなるほど。実は自分も同じタイプです。何かを企画する時のアイデアは歩いてる時にいくらでもって感じですが、音楽に関してはPCや楽器に向き合わないとって。

でも、趣味と趣味が、好きな事と好きな事がリンクしている部分があったり、良い作用をしてるのはとても素晴らしいですね。

ちなみに、音楽以外の事で何か作品など形にする予定はありますか?

 

自分としては音楽にかかわらず、ぼんやりとですが「総合芸術」がしたいと考えています。 

アプサラスも音楽と漫画(ストーリー)といった複数のメディアを使って表現していますが、もっと沢山のメディアで自分たちの表現ができたらいいなと考えています。 

具体的にはまだ考えていませんが、PVなどの映像作品やグッズといったものづくりなど、自分だけではできないことを他のアーティストさんと共に協力しながらやりたいなと思っています。

 

ーなるほど。アプサラスのファンにとってはかなりワクワクするような話ですね。僕も楽しみにしてます。

最後に、アプサラスや我楽多東京で現在決まってる今後の予定があればそれを、そしてアプサラスや我楽多東京のファンの皆さんに向けて何か一言メッセージを下さい。

 

アプサラス、我楽多東京共に現在決まっている予定は無いのですが、これからも先日発表した「夏のhaze」や「Sugarknives」のように多くの人と関われる創作が出来たらと考えています。

またライブも行いたいと考えていますのでその際は是非ともよろしくお願いします!

 

ーとても楽しみにしてます!

それでは、〆させて頂きます。ありがとうございました!


続いて、なまこむさんの機材を見ていきましょう。

なまこむ's Equipment

まずはシンセサイザー。

RolandのJUNO-G。多機能で、様々な用途に対応出来る強力なモデル。

オーディオインターフェースは、スタインバーグのUR22mkⅡ。

オーディオインターフェースの定番モデル。

その他の機材はこちら。

 

[マイク]MXL 2003A

[MIDIキーボード]KORG microKEY2-61

[スピーカー]YAMAHA MSP5 STUDIO

[ソフト]Native Instruments Komplete,VI Labs Ravenscroft 275,Waves

 

 


[なまこむ]

ピアニスト。東方アレンジ/オリジナルバンド「アプサラス」、東方アレンジサークル「我楽多東京」にて活動している。

[音源]

アプサラス「星屑コンフェティ」XFD

アプサラス「眼差しEP」XFD

アプサラス/我楽多東京スプリット「夏のhaze」XFD


というわけで今回のインタビューは以上です。

なまこむさんの今後の活動が非常に楽しみです。

それでは、次回もお楽しみに。


文・編集:ふぁず